赤ちゃんの爪切りは必要なものですが、どれを選べばいいのか迷いますよね。種類もさまざまで、どれが自分に合っているのか判断しにくいところがあります。

我が家では、いろいろと検討した結果、電動タイプの爪切りを選びました。手動の爪切りも考えましたが、刃物は少し怖い印象があり、より安全で簡単に使える電動が最適だという判断です。

実際に電動モデルを使ってみると、赤ちゃんが少し動いても安心して爪を削れます。ただ、使い続けていると気になる点も出てきたので、メリットとデメリットを交えて詳しく紹介します。

赤ちゃんの爪切りの種類とそれぞれのメリット・デメリット

まずは電動タイプ以外の爪切りも含めて、それぞれの種類と特徴、そしてメリット・デメリットを紹介します。

赤ちゃんの爪切りっていろいろ種類があるよね。ハサミタイプとかクリッパータイプとか。

うん、それぞれメリットとデメリットがあるにゃ。ハサミは細かく切れるけど、動かれると危ないにゃ。

電動タイプは安全なんだけど、音が意外と気になるんだよね。赤ちゃんがびっくりしちゃうかも。

ハサミタイプの爪切り

ハサミタイプは、赤ちゃんの小さな爪に合わせて細かい動きができるのが特徴です。見た目通りの機能性で、力加減を調整しながら切ることができるため、慎重に使えば安全に爪を切れます。

メリット

  • 細かい動きができ、親の感覚で調整しやすい。
  • 赤ちゃんの爪の形やサイズに柔軟に対応できる。
  • 素早く爪切りが可能で、使用期間もながい

デメリット

  • 親の技術に依存し、不慣れだとケガのリスクがある。
  • 赤ちゃんが動くと安全に使うのが難しい。
  • 手が大きなパパには不向き
  • 切った爪が色んな所に飛んで行く

クリッパータイプの爪切り

クリッパータイプは、一般的な爪切りと同じ形状の爪切りです。なじみ深いタイプです。一度に爪をパチンと切れるので安心感もあります。手軽で使いやすく、これを持っておけば間違いないとも言えます。

メリット

  • 手軽で使いやすい。
  • いつもの爪切りと同じ形状。
  • 大きな手の人でも扱える。

デメリット

  • いっきに切れるので、深爪や皮膚を傷つけるリスクがある。
  • 赤ちゃんの小さな爪には少し大きく感じることがある。
  • 赤ちゃんの手足は動くので、以外とむずかしい。

電動タイプの爪切り

電動タイプはヤスリ式になっています。爪を削る仕組みで、刃物を使わずに少しずつ爪を整えるため、赤ちゃんが動いても安全に使えます。

メリット

  • 刃物を使わないため、安全性が高い。
  • 赤ちゃんが動いても安心して使える。
  • 細かく削れるので、赤ちゃんの柔らかい爪にぴったり。

デメリット

  • 充電または電池交換が必要。
  • 動作音が赤ちゃんを驚かせることがある。
  • 指の皮まで削れる。

我が家が電動爪切りを選んだ経緯

赤ちゃんの爪切りをどうするか、最初はかなり悩みました。

出産前に赤ちゃん用の爪切りを買うとき、どれにするかめちゃくちゃ悩んだんだよね。

確かに、どれが使いやすいか分からないにゃんよね。どれがいいか選ぶの大変そう。

結局、今は電動タイプに落ち着いたよ。安全だし、動いても安心だからかなり便利だよ。

怖いと感じる場合は迷わず電動タイプ

手動のハサミやクリッパーも検討しましたが、私自身の手が大きく力も強いため、刃物を使うと赤ちゃんの小さな爪や指を傷つけてしまいそうで不安感を感じていました。赤ちゃんの手はめちゃくちゃ小さいですし、単純に怖いし、細かな作業に自信が持てなかったのを覚えています。

そこで、もっと安全で安心して使えるものを探していたときに、電動爪切りの存在を知りました。

電動タイプは、刃物ではなくヤスリで少しずつ爪を削る仕組みで、赤ちゃんが動いてもケガをさせる心配がありません。これなら安心して使えると感じたのが、電動を選んだ一番の理由です。

大人の爪切り仕上げとしても

電動爪切りは赤ちゃん専用というわけではなく、実は家族全員で使えます。

大人の爪を切った後、ヤスリで滑らかに仕上げたい時にとても便利です。これ一台で赤ちゃんから大人までケアできるのは、子育て家庭にとってありがたいポイントだと思いました。

電動爪切りを使う際の注意点と安全な使い方

初めて電動爪切りを使う時、音が気になって赤ちゃんが驚くんじゃないかって不安だったんだよね。

でも、実際に使ってみると思ったより静かで、赤ちゃんも意外と落ち着いてたにゃ。

そうそう、むしろリラックスしてる感じでホワイトノイズみたいになってたよ。もちろん赤ちゃんによって違うとは思うけどね。

初めて使う際の注意点

電動爪切りは便利で安全ですが、初めて使う際はしっかりと説明書を読んでから使用してください。

機能としてはシンプルで使いやすいですが、特にアタッチメントの種類によっては、小さくやわらかい赤ちゃんの爪には危険な存在になりかねません。赤ちゃん用を謳っているものは、新生児用のソフトやすりがついている筈です。赤ちゃんの月齢に合ったものをしっかりと選んで使いましょう。

また、いきなり赤ちゃんの爪を削るのではなく、まずは自分の爪で試し削りをして、どの程度の力加減で削れるかを確認しておくと安心です。初めて使う時でも、感覚に慣れていればスムーズに使えますよ。

爪が柔らかい赤ちゃんへの使い方

実際に使ってみると、電動爪切りのソフトやすりがとても役立ちました。

新生児期の赤ちゃんには、最も柔らかいソフトやすりを使うことで、爪を削る際の負担が少なく、赤ちゃんが動いても安心して作業を進められます。

また、削る力加減が絶妙で、爪に軽く当てるだけで十分削れていくので、強く押し付ける必要がありませんでした。優しい力で削ることができるため、赤ちゃんの爪が薄くても問題なく使用できます。

うちは混合育児ということもあり、授乳中に爪切りをすることが多いのですが、赤ちゃんが動かないタイミングを見計らって爪切りをすれば、安全かつ手早く爪を整えられます。

細かい作業が苦手なパパさんでも、これなら無理なく使いこなせるという印象を受けました。

電動爪切りのデメリット動作音について

電動爪切りを購入する前、特に気になっていたのは動作音でした。赤ちゃんがびっくりして嫌がるのではないかと不安がありましたが、実際に使ってみると、思ったほど音が大きくなく、赤ちゃんも特に驚く様子はありませんでした。

もちろん、これは赤ちゃんによって変わってくることなので、嫌がる子もいる可能性はあります。ただ、電動爪切りの音が一定のノイズのようなものなので、いわゆるホワイトノイズとして作用し、むしろリラックスしているようにも感じました。

それでも、音に敏感な赤ちゃんや心配な場合は、例えばyoutubeで反町隆史のポイズンを流してあげたり、赤ちゃんが寝ているときを見計らってケアしてあげるのが良いかもしれません。

爪切りは二人で作業すると安心

使ってみた感想を率直に言うと、簡単だし難しいという感じでした。ただ、慣れも必要だとは思いますが、赤ちゃんは手を握りしめる事も多いので、力強くにぎっていると難しかったりするんですよね。

そういうとき、一人ですべての爪をケアするのは以外と大変だと感じました。

もし可能であればパパとママで協力して、可能であればミルクを授乳しながら、むずかしいようであれば抱っこなどをしながら爪切りをしてみてください。労力が何倍に薄れてくると思います。

爪切りの頻度とタイミング

小さくかわいらしい赤ちゃんの指ですが、爪もどんどんと伸びてきます。爪の成長は赤ちゃんにとって、時には危険な凶器になってしまうこともあります。定期的に爪切りをして、赤ちゃんを守ることが大切です。

爪切りの頻度

新生児期は爪が柔らかく、頻繁に切る必要はありません。後述しますが一般的には週1〜2回程度の目安で十分です。

月齢が2ヶ月頃になると、爪が少しずつ硬くなり、引っ掻き傷のリスクも高まります。赤ちゃんが自分の顔を爪で引っ掻いてしまうこともよくあるため、こまめにケアしてあげることが大切です。ミトンで保護もできますが、あわせて爪切り対策もしていきましょう!

「乳幼児期の子供たちの爪は薄くケアをまめにしないとトラブルが起こることがあります。子供たちの爪は新陳代謝が活発で、すぐに伸びてしまいます。大人のように伸びるのを待って切るのでは、割れや欠けの原因になってしまいます。また薄いので、自分自身やお世話をする方を傷付けてしまう事もあります。」
桜こどもクリニック市川

桜こどもクリニック市川さんによると、乳幼児期の爪は特に薄く、ケアを怠るとトラブルが起こることがあるそうです。また、赤ちゃんの爪はすぐに伸びてしまうため、4日に1回程度のケアが推奨されています。

あまり長く放置すると、爪が割れたり欠けたりしてしまう可能性があるため、定期的なケアを心がけましょう。

爪切りのタイミング

爪切りをするタイミングは、赤ちゃんがリラックスしている時がベストです。例えば、お昼寝をしている時や授乳中は動きが少ないため、安心して作業を進められます。

パパとママが協力して、授乳中に一人が爪を切るという方法も効果的です。ミルク育児の場合は逆の役割でも構いません。

また、入浴直後は爪が柔らかくなりすぎているため、爪が割れたり深爪になりやすくなるため、避けた方が良いとされています。赤ちゃんが落ち着いている時間帯に、爪をケアしてあげるのが安全でスムーズです。

実際に使ってみて感じた安心感!電動爪切りはおすすめ!

電動爪切りはデメリットよりもメリットが圧倒的に大きく、育児における爪ケアの負担が大幅に軽減されました。

赤ちゃんが少し動いても安心して爪ケアできるは、初心者にとっても非常に心強いです。

充電や電池交換といった手間はありますが、動作音が赤ちゃんを驚かせるということもなく、むしろリラックスして爪を整えることができました。使い方さえ慣れれば、デメリットはほとんど感じないのではないでしょうか?

爪切りのタイミングとしては、お昼寝中や授乳中のように赤ちゃんがリラックスしている時間に行うとさらにスムーズです。パパとママが協力してケアすることで、スムーズに爪ケアができるでしょう。

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