パパが週末の育児を引き受けると、ママは気兼ねなく自由な時間を過ごせて、ストレス発散にもつながります。
今回の記事では、初めてワンオペに挑戦するパパでも、安心して赤ちゃんとの時間を楽しめるよう、準備や心構え、そして成功のための具体的なコツをお伝えします。
ちょっとした工夫で赤ちゃんとの時間が充実し、育児への自信もついてきます。パパがしっかり育児を担当することで、家族の絆がさらに深まるきっかけになるでしょう。
ぜひ、この週末育児の新しいスタイルを体験してみてください。
目次
まずは準備!パパがワンオペ育児を成功させるポイント
育児を一人でこなすためには、事前準備が重要です。準備をしっかり整えることで、スムーズなワンオペ育児をこなすことできます。準備がしっかりしていればママも安心して休むことができますよ。
最初のワンオペ育児は、思った以上にアタフタしちゃってさ…準備したつもりでも何か抜けてるんだよね。
初めはみんなそんなもんにゃ。必要な物をセットにしておくと、少しずつ余裕が出てくるにゃん。
そうだね!次こそは、ちゃんと準備して焦らずできるようにしてみるよ。
「ワンオペセット」を事前に用意!育児中に役立つ便利アイテム
準備しておくことで、必要なときにすぐ対応できママへの連絡も最小限に。セットを整えて、慌てずに過ごせる工夫をしましょう。
おむつ替えセット
おむつ、おしりふき、替えの服、消毒用の手拭きなどをひとまとめにしておきましょう。場所を把握しているだけでも困ることがぐっと減ります。授乳セット(ミルクの場合)
哺乳瓶、粉ミルクの場所を把握しておきましょう。お出かけする場合は液体ミルクを用意しておくのも便利です。離乳食セット(離乳食が始まっている場合)
離乳食を始めている赤ちゃんには、野菜ペーストやおかゆなどを作り置きして冷凍しておくと、温めるだけで簡単に準備できます。赤ちゃんの着替えやスタイ
ミルクを飲む時にスタイがあれば服が汚れづらいです。また替えの服を用意しておくと便利なので準備しておきましょう。お風呂セット
お風呂入れをワンオペで対応するときは、湯上がりのバスタオルなどお風呂セットを用意しておきましょう。後述しますが意外と忘れます……。抱っこ紐やベビーカー
体力に自信のあるパパでも、長時間の抱っこは疲れがたまるもの。抱っこ紐やベビーカーを活用すれば、散歩も安心して楽しめます。お気に入りのおもちゃ
赤ちゃんが好きなおもちゃを準備しておくと、機嫌が悪いときにも役立ちます。布絵本やガラガラなど、月齢に合ったものを選びましょう。
準備不足で大慌て失敗談エピソード
ワンオペ育児で初めてお風呂に入れたとき、思わぬ準備不足に焦りました。
お風呂から出た瞬間、バスタオルの準備を忘れていたことに気がつき、裸で赤ちゃんを抱えたまま水びだしでタオルを探し回る羽目に……。これは私がマヌケなだけですが、こういう初歩的ミスは結構やっちゃうものです。
あとは、おむつ替えでも同様のミスが。おむつの残りが少ないのに気づかず、ストックの場所も聞いていなかったため、結局ママに連絡して助けを求めることに。
こういったミスが増えると、ママも気が休まらないばかりか、何度も連絡が入って「これでは休めた気がしない」となりがちです。安心して休日をたのしんでもらう為にも、準備は万全にしておきましょう。
何がどこにあるかを把握するだけでも、こうしたミスは防げるので、普段からコミュニケーションを大切にしたいですね。
スムーズな育児には計画がカギ!ミルクやおむつ替えをスケジュール
育児は往々として計画通りには行かないものですが、それでも赤ちゃんのリズムを意識して行動することが大切です。ミルクやおむつ替えのタイミングをしっかりと把握し、計画的に育児を進めることで、パパも安心してワンオペ育児に取り組めます。
ミルクって3時間ごとにあげないといけないんだよ。知ってた?
そうにゃん?なんで3時間ごとにするのかにゃ?
早くあげすぎると赤ちゃんの消化に負担がかかるんだって。それと、おむつ替えはミルクの前にやると楽なんだよ。もちろん、必要に応じて都度やるけどね。
お昼寝してるときでも起こすきっかけなるにゃんね。
ミルクの授乳間隔を守る理由
ミルクは基本的に3時間おきのリズムが大切です。ミルクのリズムをベースに育児を進めていきましょう。
少し遅れる分には問題ありませんが、早めにあげてしまうと消化が追いつかず赤ちゃんに負担がかかるため、予定より早く与えるのは避けましょう。月齢によってはもう少し間隔があいても大丈夫です。
3時間を基準にスケジュールしておけば育児がスムーズに進みます。
離乳食を始めている場合のタイミング
離乳食を始めている場合、ミルクを基本にしつつ、月齢に応じて1日1回から2~3回と進めていきます。離乳食のタイミングや回数については、ママと相談しながら決めると安心です。
赤ちゃんの生活リズムに合わせたお昼寝と散歩
赤ちゃんが心地よく過ごすためには、お昼寝や散歩のタイミングを整えることが大切です。次のポイントを意識して、生活リズムに取り入れてみましょう。
お昼寝タイム
赤ちゃんが目をこする、ぐずる、あくびをするなどのサインは眠気を示していますが、これらは疲れすぎたときのサインでもあります。ミルクの後や1〜2時間の活動時間が過ぎたころにお昼寝を促すことで、疲れすぎる前に自然と眠りにつきやすくなります。散歩のタイミング
天気の良い日は、赤ちゃんと一緒に散歩を取り入れてみましょう。お昼寝やミルクの時間と重ならないように計画すると、外の景色や自然に触れて気分転換ができ、パパも一緒にリフレッシュする時間になります。
お昼寝や散歩のリズムを取り入れることで、パパにも育児の余裕が生まれ、赤ちゃんとの時間がより楽しく、充実したものになります。
パパのエネルギーも重要!自分の食事も事前に準備しよう
育児に集中するあまり、ついパパ自身の食事が疎かになってしまうこともありますが、体力を維持するためにも食事はしっかりと準備しておきましょう。以下の方法を参考にして、育児中でも無理なく食事をとれる工夫をしてみてください。
育児に集中してると、つい自分の食事が後回しになっちゃうんだよね。でも体力も大事だから、しっかり食べなきゃ……。
外食のときは特に気をつけるにゃ。赤ちゃんが泣いちゃうと、結局食べられなくて空回りになることもあるからにゃん。
そうそう、お腹が空いたり眠いとぐずりやすいから要注意だよね。
パパの食事準備を万全に!ワンオペ育児を支える食事プラン
育児に集中するあまり、パパ自身の食事が後回しになりがちですが、体力を維持するためにはエネルギー補給が大切です。育児中でもサッと食事をとれるよう、準備を整えておきましょう。
手軽にできる自炊メニュー
前日までに簡単な料理を作り置きしておくと、育児の合間に温めるだけで食べられるので便利です。シチューやカレー、味噌汁などを鍋に多めに作っておくと栄養もとりやすく、ワンオペ中もスムーズに食事が取れます。あらかじめ買っておく食料品
コンビニやスーパーでおにぎりやサンドイッチをストックしておくと安心です。飲み物やスナックも備えておくと、手軽に栄養補給でき、育児中の空腹にもすぐ対応できます。レトルトや冷凍食品を活用
レトルトのカレーやハンバーグ、冷凍パスタや惣菜なども、温めるだけで簡単に食べられるのでおすすめです。忙しいときに助かるアイテム。必要に応じて温めてすぐに食事が取れるので、育児で忙しいパパの強い味方です。外食する場合のポイント
赤ちゃんがぐずりにくい時間を見計らって、近場でさっと外食するのも一つの方法。事前に授乳やおむつ替えを済ませると、安心して短時間の外食が楽しめ、パパもリフレッシュできます。
自分の食事もきちんと取ることで、育児へのエネルギーが補充され、パパにも余裕が生まれます。計画的に食事を準備して、赤ちゃんとの時間をしっかり楽しめる体力を確保しましょう!
外食をする場合は、赤ちゃんのリズムを要確認!
ダメだった失敗談エピソード
初めてワンオペ育児に挑んだとき、赤ちゃんのリズムを考えずにお世話を続けていたら、気づけばもうお昼どき。
「外で食べればいいか!」と急いで出かけましたが、運悪く料理が運ばれてきた瞬間に赤ちゃんがギャン泣き……。周りの視線も気になり、抱っこであやしながら「どうしよう……」と頭が真っ白に。
結局、ほとんど食べられずに外食は空回りで終わりました。
こうした経験から、ミルクの時間や赤ちゃんが寝そうなタイミングを把握しておくことの大切さを痛感しました。慌てないためにも、もし外食するなら万全の体制をオススメします。
赤ちゃんのリズムを意識すると、ワンオペがぐっと楽になる
赤ちゃんのミルクやお昼寝のリズムを意識することで、ワンオペ育児はずいぶん楽になります。
ミルクの時間を把握しておくと、空いた時間に自分の食事を準備できたり、赤ちゃんがお昼寝している間に食事を済ませることも可能です。自分の準備や食事も無理なく進められるため、慌ただしさが減り、少しずつ育児に余裕が生まれてきます。
ミルクの3時間間隔をうまく活用しながら、赤ちゃんとの時間をもっと楽しいものにしていきましょう。
ママも安心!ワンオペ育児中のパパからのさりげない報告と記録
ワンオペ育児中、パパからのさりげない報告はママの安心にもつながります。
ママの休日を邪魔しないよう、必要なときに簡潔に報告するのがポイントです。また、育児の記録を残しておくと、次回のワンオペ育児がスムーズになります。
ワンオペ担当中は、シンプルに報告するだけでもママは安心してくれるよ。
1. ママへの報告ポイント
報告のタイミング
ミルクを飲んだ、おむつ替えをした、お昼寝した、など節目ごとに「今どうしているか」を伝えると安心感が増します。ママの負担にならないよう、シンプルな報告を心がけましょう。簡潔でOK
「ミルク飲んだよ」「お昼寝中」といった短いメッセージで十分です。写真を添えると、ママも赤ちゃんの様子がわかり、喜びや安心感が増します。ママが気にしやすいポイントを伝える
特に体調やお腹の調子など、注意が必要な点は忘れずに報告を。赤ちゃんの健康面を報告することで、ママも安心して過ごせます。
2. 育児の記録を残して次回に活かす
必ずしも記録が必要ではありませんが、記録を続けているママも多いため、ママと相談しながら進めるとよいでしょう。特に慣れないワンオペ中には、失敗や工夫した点を記録しておくことで、次回はよりスムーズに育児を進められるようになります。
授乳の時間
授乳した時間と量を記録しておくと、ミルクのリズムが把握しやすくなります。おむつ替えのタイミング
おむつ替えの際、うんちをしていたタイミングをメモしておくと、赤ちゃんのお腹の調子がわかりやすくなります。お昼寝の開始と終了時間
お昼寝の時間帯や長さを記録することで、赤ちゃんの睡眠リズムがつかみやすくなります。赤ちゃんの体調や機嫌
日々の体調や機嫌の様子を簡単にメモしておくと、変化があった際に早めに気づけます。特記事項
気づいたことや赤ちゃんの成長の様子などをメモしておくと、次回に活かしやすくなります。
自信がついたら、積極的にワンオペ育児を引き受けよう
ワンオペ育児にパパが挑戦することで、ママはしっかりと休む時間を持てるようになります。最初は失敗することも沢山あると思いますが、繰り返していくうちにパパも育児のリズムをつかみ、しっかり対応できるようになるでしょう。
しっかり準備を整えてスタート
事前に必要なアイテムを準備する「ワンオペセット」を用意することで、育児がスムーズに進みます。赤ちゃんのリズムを意識して、快適に育児を
ミルクやお昼寝のタイミングを意識してスケジュールを組むと、ワンオペ育児でも余裕が生まれます。自分の食事も忘れずに
パパ自身の食事も大切です。事前に作り置きや冷凍食品の準備をしておくことで、育児の合間にもエネルギー補給ができ、元気に育児を続けられます。ママへの報告と記録もお忘れなく
適度に近況を報告することで、ママも安心。育児の記録を残しておけば、赤ちゃんの成長を振り返る貴重な記録にもなります。
パパが積極的にワンオペ育児を引き受けると、ママが安心して休む時間が確保でき、家族全員にとって充実した週末を過ごせるようになります。失敗を重ねるうちにパパも育児への理解が深まり、次第に赤ちゃんとの時間に自信が持てるようになるでしょう。
今回の記事を参考に、パパもワンオペ育児に挑戦してみてください。家族の絆がさらに深まり、新しい家族の時間が積み重ねられていくはずです。
この記事を書くにあたり、以下の文献を参考にしました。
参考文献:広島国際大学学術機関リポジトリ(乳幼児を育てる共働き夫婦が生活において最も困っていること)
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