チャイルドシートは、新生児から使用でき、法律に基づき6歳未満の子どもが車に乗る際に着用が義務付けられた安全装置です。子どもの成長に合わせて異なる種類があり、それぞれの特徴を理解して適切なものを選ぶことが重要です。

チャイルドシートの主な種類

  1. インファントシート
    新生児から1歳頃までの赤ちゃん向けに設計された、後ろ向き設置のシートです。赤ちゃんの首や背中を守るため、クッション性に優れた設計が特徴です。

  2. トラベルシステム
    インファントシートとベビーカーが一体化したシステムで、車からベビーカーに移動する際に赤ちゃんを起こさずに移動できる便利な設計が特徴です。

  3. チャイルドシート
    新生児から4歳頃まで使用できるモデルで、後ろ向き設置を基本とし、子どもが成長するにつれて前向きに切り替えることが可能です。

  4. ロングユースタイプ
    新生児から7歳頃まで、後ろ向き・前向きの両方で使用でき、成長に応じて調整可能なモデルです。

  5. 超ロングユータイプ
    超長期間使用できるシートで、1歳頃から11歳頃までの子どもに対応しており、成長に合わせて高さや角度を調整可能になっています。

  6. ジュニアシート
    3歳頃から11歳頃の子ども向けで、大人のシートベルトを安全に使用できるようにサポートするシートです。

取り付け方法と注意点

  1. ISO-FIX対応
    車の座席に設置された金具を使ってチャイルドシートを固定する方式。安全性が高く、初心者でも簡単に装着できます。

  2. シートベルト固定
    シートベルトで固定するタイプ。ISO-FIX対応車両がない場合でも使用できるため、汎用性が高いですが、取り付けには注意が必要です。

法律上の義務と罰則

日本では、6歳未満の子どもにはチャイルドシートの使用が法律で義務付けられています。違反した場合には、1点の減点が課されます。

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