乳幼児突然死症候群(SIDS: Sudden Infant Death Syndrome)とは、健康だった赤ちゃんが予兆もなく突然亡くなる現象を指します。SIDSは特に生後2~6か月の赤ちゃんに多く、睡眠中に発症することが一般的です。原因はまだ解明されていませんが、呼吸や覚醒に関わる発達が未熟なことや、複数の環境要因が重なることでリスクが高まるとされています。
SIDSの発症リスクを低減するための3つの対策
あおむけ寝
うつぶせ寝や横向き寝はSIDSリスクを高めるため、赤ちゃんを寝かせるときはあおむけで寝かせることが推奨されています。禁煙
妊娠中および赤ちゃんの周囲での喫煙がSIDSリスクを増加させるため、禁煙が推奨されます。受動喫煙も同様にリスク要因とされています。母乳育児
母乳には赤ちゃんの免疫力を向上させる効果があり、SIDSのリスク軽減に役立つと考えられています。母乳が出る場合は、できるだけ母乳での授乳を試みると良いでしょう。
SIDSは予防が難しい側面があるため、生活環境や睡眠習慣の工夫でリスクを低減することが重要です。安全な睡眠環境を整えることで、リスクを減らし、安心して育児に取り組める体制を整えましょう。
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