赤ちゃんが泣き止まない時、抱っこであやしたり、ミルクをあげたりと、いろいろな方法を試しますよね。でも、時にはどれも効かずに赤ちゃんがぐずり続けてしまうことも。

そんな時、我が家でちょっとしたスパイスとして活用しているのが、YouTube動画です。

もちろん、抱っこや優しく揺らしたり、自宅内散歩をしたりといった基本的なケアがメインですが、そこに動画を少し取り入れることで、驚くほど赤ちゃんが落ち着いてくれることがあります。多くのパパママが実践している方法だとは思いますが、今回は、私が実際に試して効果を感じた、寝かしつけやぐずり対策に役立つYouTube動画をいくつかご紹介します。

それでは、さっそくおすすめの動画を見ていきましょう!

寝かしつけにおすすめ!反町隆史の「Poison」

超定番かもしれませんが、寝かしつけの際に驚くほど効果を感じたのが反町隆史さんの「Poison(ポイズン)」です。一見、赤ちゃん向けの曲ではないように思えますが、実際に試してみると、赤ちゃんが落ち着く瞬間が何度もありました。なぜポイズンが寝かしつけに最適だと多くのパパママに支持されているのか、その理由をお話しします。

反町隆史さんの曲って、赤ちゃん向けじゃないよね?本当に寝かしつけに効果あるのかにゃん?

そうそう、自分も最初はホンマかよーって思ったんだけど、実際に試してみたら、すごく効果があったんだよね。

へぇ、すごいにゃ!何がそんなに効果的だったんだろう?

音楽のリズムや反町さんの落ち着いた声が、赤ちゃんを安心させるみたいで、すぐに泣き止んでくれるんだ。

ゆったりとしたテンポと穏やかなリズムが赤ちゃんに安心感を与える

ポイズンが寝かしつけに効果的な理由の一つは、そのゆったりとしたテンポと独特のメロディの変化にあります。音響の専門家によれば、この曲のギターのリフやメロディの上昇と下降が、赤ちゃんにとって心地よい刺激を与え、リラックスしやすくなるとのことです。赤ちゃんは胎内で母親の心拍音や体内の音に常に包まれていたため、一定のリズムに安心感を覚えやすく、リズムや音程の穏やかな変化がさらにその効果を高めるとされています。

急激な変化が少なく、穏やかなリズムと繰り返しのメロディで構成されているため、赤ちゃんにとって耳に優しく、落ち着きを促すのに最適な曲です。音程の上昇と下降が自然と赤ちゃんの注意を引き、リラックスした環境を作り出すことができます。

低く落ち着いた声が赤ちゃんを静かに導く

反町隆史さんの低く落ち着いた声も、寝かしつけに効果的な理由の一つです。赤ちゃんは高音や急な音の変化に敏感で、興奮しやすい傾向がありますが、低音は逆に安心感を与え、リラックスを促す効果があります。研究によると、低音の音楽や声が赤ちゃんの興奮を抑え、心を落ち着かせることが示されています。

反町さんの穏やかなトーンと低音の声は、赤ちゃんがぐずっている時に非常に効果的で、自然と赤ちゃんを静かにし、眠りに入りやすい状態を作り出します。

親のリラックスが赤ちゃんにも伝わる

ゆったりとしたテンポや低音のリズムは、親自身にもリラックス効果をもたらします。親がリラックスしていると、その安心感が赤ちゃんにも伝わり、寝かしつけがスムーズになることが心理学的にも広く知られています。落ち着いた音楽を流すことで、親も自然と心が穏やかになり、そのリラックスした状態が赤ちゃんに良い影響を与えるのです。

さらに、懐かしさを感じる親世代にはさらに心地よく響くでしょう。とはいえ、若い世代のパパママにとっても、曲の穏やかなトーンやリズムは十分にリラックス効果を発揮するので、是非活用してみてください。

起きている時に最適!「シナぷしゅch」で、楽しみながら知育

赤ちゃんが起きている時、注意を引きながら楽しく過ごしてもらうために、シナぷしゅchは、外せないオススメコンテンツです。赤ちゃんの視覚や聴覚を効果的に刺激し、楽しみながら発達を促すのに役立ちます。特に、視覚がしっかり発達し始める2ヶ月頃から楽しむ事ができます。

うちの子、朝のシナぷしゅchのオープニングが始まるとすごくはしゃぐんだよ!特に『はじまりぷしゅ』が流れると、手足をバタバタさせて大喜び。

にゃんだって?オープニングでそんなに楽しむなんて、よっぽど好きなんだにゃん。

へぇ、それだけ興奮するって、よほど赤ちゃんの心をつかむ内容なんだにゃ。

そうなんだ。テンポが良くて、曲もキャッチーだから、自然と体を動かしちゃうみたい。

シナぷしゅchで赤ちゃんの発達をサポート

シナぷしゅchは、0〜2歳向けに作られた日本の知育番組で、赤ちゃんの視覚や聴覚の発達に適した内容で構成されています。平日の朝7時30分からテレビ東京で放送されており、朝の時間帯に赤ちゃんと一緒に楽しむことができます。

この番組は、カラフルでシンプルな映像や、子役たちの歌や踊りを通じて、赤ちゃんの楽しむ力を引き出します。特に、視覚や聴覚の発達が進む時期には、赤ちゃんの興味を引く映像を提供する良い機会となります。

視覚と聴覚の発達に効果的

シナぷしゅは、穏やかな音楽やシンプルなリズムで、赤ちゃんがリラックスしながら視聴できるよう工夫されています。たのしいリズムの音楽やカラフルな映像が特徴で、これらが赤ちゃんの視覚と聴覚の発達をサポートし、好奇心を刺激します。赤ちゃんは耳と目を同時に使い、楽しみながら脳を活性化させていくことができます。

特に注目すべきは、「はじまりぷしゅ」の音楽や踊りです。泣いている赤ちゃんがピタッと泣き止むほどの効果があり、視覚・聴覚を通じて赤ちゃんの気持ちを引き込む力を持っています。また、睡眠導入に効果的な「どてっ」というコーナーもあり、これは私のイチオシなのですが大人もウトウトしてしまうこと間違いなしで、赤ちゃんがリラックスして眠りにつく手助けをします。

これに加え、知育コンテンツも豊富で、視覚的な楽しさだけでなく、教育的な要素も含まれているため、赤ちゃんの総合的な発達に役立つ内容となっています。

親子で楽しめるコンテンツ

シナぷしゅchは、赤ちゃんが一人で見るのではなく、親子で一緒に楽しむことを目的としています。親と一緒に手遊びや歌を楽しむことで、赤ちゃんの感情面や社会性の発達にも良い影響を与えます。親子で一緒に楽しむ時間が増えることで、赤ちゃんも安心して落ち着ける環境が整います。

オノマトペ系の動画で赤ちゃんをあやす

オノマトペは、音のリズムや繰り返しを多用した、赤ちゃんが特に興味を引きやすいコンテンツです。赤ちゃんが意味を直感的に理解しやすく、耳に心地よい音の組み合わせが多いため、赤ちゃんの好奇心を刺激します。

最近、赤ちゃんが好きな動画を探してたら、いろんな人が作ってるオノマトペ系の動画に出会ったんだ。

オノマトペって、音のリズムや擬音が楽しいやつだよね?赤ちゃんにはちょうどいいんじゃないかにゃ。

にゃんにゃん、赤ちゃんにぴったりにゃ!でも、オノマトペってどんな感じの動画があるのかにゃ?

動画自体は特定のものじゃないけど、YouTubeにはいろんなクリエイターがオノマトペを使った赤ちゃん向けの動画をたくさん作ってくれてるんだよ。音のリズムや繰り返しが多くて、赤ちゃんの注意を引きやすいんだ。

オノマトペとは?

そもそもオノマトペとは、擬音語や擬態語のことで、物音や動き、感情などを表現する音を指します。たとえば、赤ちゃんがよく聞く「ブーブー(車の音)」「ニャンニャン(猫の鳴き声)」のように、単純でリズムのある音が繰り返されるため、赤ちゃんにとって分かりやすく、興味を持ちやすいのが特徴です。

リズム感があり、赤ちゃんでも発音しやすく、言語の発達にも役立ちます。赤ちゃんは、オノマトペを通して音と言葉のつながりを自然に学び、成長できるのです。また、赤ちゃんの感覚を刺激するので、泣き止んだり笑顔を見せたりと、あやす時にも最適だったりします。

視覚と聴覚の発達をサポート

映像ではカラフルなキャラクターやシンプルな動きが用いられる事が多く、音のリズムに合わせてキャラクターが動くことで、赤ちゃんの集中力を引き出します。単調かつリズミカルな動画はを赤ちゃんに安心感を与えます。

繰り返しのある音やパターンが赤ちゃんの気分を落ち着かせ、リラックスした状態を作るのに役立ちます。また、オノマトペは赤ちゃんが耳で聞きやすく、口や舌の筋肉が未熟なうちでも発声しやすいため、言葉の発達にも役立ちそうです。

オノマトペを使った動画は、赤ちゃんをあやすだけでなく、言葉の習得や脳の発達を楽しくサポートする素晴らしいツールになり得ます。ぜひ、日常の育児に取り入れてみてください。

赤ちゃんが泣き止まない時の心構え

赤ちゃんがギャン泣きしていると、特にワンオペ育児では親に大きな負担がかかります。泣き声が止まらないと、焦りやストレスが募り、どう対処していいか分からなくなることもあります。時には、孤独感が強くなり、精神的に追い詰められることもあるかもしれません。そのような状態が続くと、深刻な問題に発展する危険性も指摘されています。

だからこそ、自分を追い詰めないことが重要です。泣き止まない赤ちゃんに対してあらゆる手段を試すことは、立派な育児の一環です。YouTubeや音楽などを使って赤ちゃんを落ち着かせることも、育児を助ける便利な方法のひとつです。無理をせず、自分に合った育児方法を取り入れ、少しでも気持ちを軽くすることが大切です。

YouTubeは悪ではない!上手に活用しよう

YouTubeだから使ってはいけない!という固定観念を持たず、便利な育児ツールとして積極的に活用してみましょう。YouTubeの動画や音楽は、赤ちゃんをリラックスさせたり、注意を引いたりする手助けになります。もちろん、視聴時間や音量に気を配ることは大切ですが、親が少しでも楽になるならば、無理せず取り入れるべきです。

育児を一人で抱え込むのではなく、使えるものを使い、サポートを受けながら進めていくことで、親も赤ちゃんもより穏やかな時間を過ごせるようになります。

ワンオペ育児を避け、お父さんも積極的にサポートしよう

そして、何より大切なのは、ワンオペ育児にならないようにすることです。お母さん一人に育児を背負わせるのではなく、家族全体でサポートし合うことが、健全な育児環境を作る第一歩です。

お父さんはもちろん、家族や周囲の協力があれば、お母さんも安心して育児に取り組むことができます。お父さんは積極的に育児に関わり、夜泣きや日中のあやしなども協力して、負担を分担していくことが大切ですだと言えます。可能であれば育休を取得するなど、サポート体制を整えましょう。

親が安心して育児に向き合える環境を作ることが、赤ちゃんの笑顔にもつながります。上手にツールを使いながら、無理をせず、家族で一緒に赤ちゃんを育てていきましょう。

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